T = F·(0.16P + 0.58μd₂ + μDₖₘ/2)この無料のボルト締付トルク計算ツールは、エンジニア、整備士、DIY愛好家がメートルねじ・インチねじの必要な締付トルクを見積もるためのものです。ボルト径と材料の強度区分(ISO 8.8、10.9、12.9 / SAE Grade 5、8)から締付軸力を求め、さまざまな潤滑条件でのねじ面と座面の摩擦から締付トルクを計算します。
簡易的な締付トルクの式 T = K × D × F ではなく、ISO 16047 / VDI 2230の式を使用しています。トルクをねじのピッチ、ねじ面の摩擦、座面の摩擦に分けて計算するため、単一のトルク係数Kではずれが出やすい小径の小ねじや大径ボルトでも、現実的な結果が得られます。
自動車整備向けのねじ締付トルク計算、設計解析向けのボルト応力計算、産業用途の一般的な締結トルク計算のいずれにも、信頼できる目安を提供します。六角ナットなどのナット締付トルク計算にも使えます。表で確認したい場合は、全サイズ・全強度区分のボルト締付トルク表をご覧ください。
簡易式はT = K × D × Fで、Tは締付トルク(N·m)、Kはトルク係数、Dはボルトの呼び径(m)、Fは締付軸力(N)です。この計算ツールでは、より精密なT = F × (0.16·P + 0.58·μ·d₂ + μ·Dₖₘ/2)を使用しています。Pはピッチ、d₂は有効径、μは摩擦係数、Dₖₘは座面の有効径で、小径の小ねじから大径ボルトまで精度を保てます。
締付軸力はF = As × σy ×(降伏荷重に対する割合)で求めます。Asは有効断面積、σyは強度区分の降伏点です。計算ツールでは、選択したボルトの有効断面積と締付軸力を表示します。
乾燥した清浄な鋼では約μ = 0.15(K ≈ 0.20)、油潤滑のねじでは約μ = 0.10〜0.11(K ≈ 0.15)です。焼付き防止剤やPTFE系潤滑剤では、μ = 0.05〜0.06(K ≈ 0.09〜0.10)まで下がります。摩擦が小さいほど、同じ軸力を得るのに必要なトルクは小さくなります。重要な用途では、必ずメーカーの仕様で確認してください。
はい。トルク値はボルト頭部とナットの両方に適用されます。ナットの締付トルクを正確に計算するには、同じ呼び径、強度区分、摩擦条件を使用してください。
ISOメートルの強度区分3.6〜12.9(ISO 898-1)、SAE Grade 1、2、5、5.2、8、8.2(SAE J429)、ASTM A307、A325、A354 BD、A449、A490、A574、およびステンレス鋼A2・A4の強度区分50、70、80(ISO 3506-1)に対応しています。